ちょうどワールドカップが盛り上がっているからというわけではありませんが、
今回は『センタリングページ』というページについて書きたいと思います!
僕がブログを始めてから行き着いた
特化型ブログってこうあるべきもんじゃん!?
というマブネコ論を綴ってみました(^^)/
- 記事を書く気が起きない
- アクセスが伸びない
- キラーページを作成しても、なかなか成約に至らない
そんな悩みを抱えている方に是非読んでいただきたいです!
なお、ASPアフィリエイトでのマネタイズを僕は念頭にしていますので、
Googleアドセンス等を運用していて「とにかくアクセスを増やせばいい!」という方には少しそぐわない内容かもしれません。ご承知置きくださいm(__)m
このページの目次
特化型ブログの醍醐味は『センタリングページ』にあり!
まーた、勝手にオリジナル用語を作ってしまいました( ;∀;)
ここで言う『センタリング』はサッカー用語を基にしていますので、
サッカーに詳しくない方向けに、簡単に補足しますね!
『センタリング』をWikipediaで調べると次のように出てきます。
センタリングとはサッカーにおいてフィールド左右の敵陣深い位置(ペナルティエリア付近)からゴール前を狙ってロングパスを蹴ること。
クロス或いはクロスボールとも呼ぶ。
ゴール前にいるフォワードなどの選手はセンタリングされたボールをヘディングシュートやボレーシュートでゴールに入れ得点することを狙う。
タッチライン沿いからロングパスする場面が多いが、敵陣深くペナルティーエリア内でゴールラインに近い位置まで入り込んでからのクロスもある。
出所:Wikipedia
サッカーはゴールにボールを入れた得点数を競うスポーツですが、
ゴールの近くは沢山の相手選手が守っていて、真っすぐ攻め込んでいってもなかなか突破できません。
その相手の守りを崩すために、一旦サイドにボールを送って、ゴール近くにいる相手選手を外に誘き寄せる訳です。
そして、守りが薄くなったゴール前にパスを出して、そのまま受けたパスをシュートするっていうプレーが頻繁に使われています。
(このパスのことを、サイドからセンターに送り込むことから「センタリング」と呼びます)
シュート自体も勿論大事なんですが、
そのシュートにつなげるまでのパスってすごく重要なんですよね(‘ω’)
- いかにゴールに近いところにボールを送れるか
- いかにディフェンスを崩せるか
- いかにシュートが打ちやすい態勢で渡せるか
など、前段階のセンタリングパスの出来でシュートの成功率も大きく変わってきます。
はい。
サッカーの話はここまででして。
特化型ブログでもこのプレーを意識しましょう!
というのがこのページでお伝えしたいことです。
セールス記事をたくさん書いているのに全然成約しない!
という方は、セールス記事の質が低いという可能性もありますが、
- シュートを打つ位置が遠い
- ディフェンスが鉄壁なまま
- シュートできるシチュエーションがない
といったセールスの前段階に成約に至らない理由がある場合も非常に多いです。
あなたがアフィリエイト目的でブログを書いているのであれば、
最終的なゴールは「成約」を数多く上げることですよね?
そのためにやるべきことは闇雲に100も200も記事を書くことではありません。
しっかりと戦略を持って、来訪者に満足していただける、商品購入に意義を感じてくれるサイトを作りあげていけば、別に記事数なんてたいしてなくてもちゃんと結果は付いてくるもんです。
稼げる特化型ブログを作っていためには、セールス記事を磨くのももちろん重要なんですが、セールス前のお膳立ての部分を強化すること、つまり、
チャンスメイクの部分で差別化する
という戦略を取っていくことが非常に効果的だと僕は考えています。
セールス主体のペラサイト*だと構造上難しいですが、
特化型ブログであれば絶好のシュートチャンスを作る『センタリング』をガンガン上げることが可能なんです!
*1ページだけで完結するサイト
ペラサイトと特化型ブログの違い
ペラサイトでも特化型ブログでも、アフィリエイターの最終目的は同じで、
「設定したアフィリエイトリンクから商品を買ってもらうこと」です。
ただし、攻め方が違います。
1記事1記事で商品を紹介していくペラサイトは、
ひたすらドリブル突破でシュートを打ちにいくスタイルです。
「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」の発想で、
数多く作りやすいのが最大の長所です。
一方、一話で完結しなければならないので、
- セールス中心の内容になりやすい
- アクセスが集めにくい
という点がデメリットにあります。
それと比べて、一つのテーマに対して複数の記事を収めていく特化型ブログは、
チームプレーで糸口を作り、決定打となるシュートを狙っていくスタイルです。
テーマを絞るため、
- 記事構成をしっかり練る必要がある
- 記事ネタに困ることがある
- 途中から方向性を変えにくい
- テーマの分散ができない
といったデメリットはありますが、
- 1つの商品について、複数の記事を使って多面的に訴求ができる
- ドメインパワーの底上げにより、アクセス数を増加させやすい
という点が長所です。
シュート力、つまりセールス記事の成約率に自信がある方であれば、
ペラサイトで記事を量産していくやり方の方が合っていると思います。
しかし、このページをご覧いただいているあなたは、恐らくペラサイトだけで成約に持っていくのは難しいと考え、特化型ブログを選んでいるのでしょう。
であれば、特化型ブログでなければできないシュートチャンスをいかに演出するかという部分を徹底的に鍛えて差別化するのが、目指していくべき方向性になるのではないでしょうか(‘ω’)ノ
特化型ブログのページ構成ってそもそもどうなっている?
あるテーマに絞った専門性の高いブログのことを一般的に「特化型ブログ」と呼びますが、
こういったブログの各ページを“役割”の観点で切り分けると、
- キラーページ
- 集客ページ
大きく分けてこの2つに分類されます。
「キラーページ」というのは、いわゆる「レビュー記事」や「比較記事」など、アフィリエイトリンクを貼って商品をセールスするページです。ASPアフィリエイトにおける収益はこのページから発生します。
「集客ページ」というのは、それ以外の記事。名前の通り、お客さんに来てもらってブログの存在を知ってもらったり、ドメインパワーを高めるなど、アクセスを稼ぐ目的で作成するページです。
特段決まった定義はありませんが、一般的にはこういう分け方がされています。
ページ数の割合は人それぞれですが「キラーページ:集客ページ=3:7」くらいの比率が一つの目線です。
特化型ブログにおける『センタリングページ』って何ぞや?
ようやく本題に入っていきます。前振りが長くて申し訳ありませんm(__)m
さっきから名前だけが先行している『センタリングページ』は、
上記の2分類でいうと「集客ページ」に該当します。
ただし、
「キラーページ」へと誘導をする役割
も同時に担っているのが、ただの「集客ページ」との違いです。
具体的には、「集客ページ」がこんな機能を備えると『センタリングページ』になります。
①キラーページに内部リンクを送っている
セールスを実施する「キラーページ」は、サッカーでいえばシュートを放つポジションです。
そんなストライカーへのパスは、
ブログ上では具体的に内部リンク*に当たります。
*自サイト内の別ページへのリンク
『センタリングページ』を訪れた読者がそこに設置された内部リンクを踏み、「キラーページ」に進む。⇒ゴールから遠い位置にあったボールが、ゴール前に運ばれる。
こんなイメージです(‘ω’)ノ
これが成功すると、商品購入とは直接関係のないキーワードで訪れた読者も、商品の紹介ができる距離まで近づけることができます。
②キラーページとセットで読める内容になっている
「キラーページ」 の目的は、アフィリエイトリンクを踏んでもらうこと、もっといえばそのリンク先で商品を買ってもらうことです。
ただし、ブログ記事は1ページに1メッセージが原則であるため、「キラーページ」だけでは訴求を完結できないことは往々にしてあります。
それを補完するためには別のページで有益な情報や仕組みなどを伝える形を取ります。
実際にアフィリエイトリンクを貼るのは1ページであっても(必ずしも1ページである必要はありませんが)、訴求自体は数ページで行うというフォーメーションですね!
点を取りに行くのはフォワードだけの仕事じゃなくて、チーム全体の仕事ですからね(‘ω’)ノ
ちなみに、無理矢理1ページで全てを完結させようとすると、非常に読みづらいページが出来上がりますw
このような『センタリングページ』を丁寧に数多く作り込み、
「キラーページ」だけでなくブログ全体でセールスの“仕掛け”を作っていくのが、
僕の考える特化型ブログのあるべき姿です。
特化型ブログで『センタリングページ』が果たす役割!
では『センタリングページ』を作成していくメリットについて、
もう少し具体的に見ていきましょう(‘ω’)ノ
①色んなキーワードで集客できる
「キラーページ」では最終的に“購入”まで読者を持っていきたいため、どうしても“購入までの距離が近い”キーワードを選ぶことが多くなります。
ただこういったキーワードって検索数がさほど多くないんですよね(*_*;
一方、“購入までの距離が遠い”キーワードまで裾野を広げると、アプローチできるお客さんが格段に広がります。
②ライバルを回避できる
“購入までの距離が近いキーワード”は当然ながら、ライバルがうじゃうじゃいます(*_*;
「商標名+評判」とか誰もが当たり前に思いつきますよねw
色んなキーワードで集客ができるようになると、わざわざそんなキーワードで勝負しなくても、ブルーオーシャンでいくらでも戦えるようになります。
⇒サッカーでいうと、この①と②でディフェンスを崩していくイメージです。
③読者の教育ができる
何かを購入するときというのは普通、ある程度の知識を持って「自分にとって有益だ!」と判断した段階で行動に移ります。高額であればあるほど、その傾向は強くなります。
「そうだ、京都へ行こう」というバリのノリで、
あ、このマンション格好いいから買っちゃお!
とかは、なかなかならないものです( ;∀;)
消費者の心理プロセスとして有名な「AIDMAモデル」を使うと、
- Attention(注意)
- Interset(興味、関心)
- Desire(欲求)
- Memory(記憶)
- Action(行動)
という段階があって、直接収益となるのは「5.Action(行動)」になりますが、
その前段階までについても購買意欲をそそる訴求が必要と言われています。
もちろんあなたの特化型ブログ以外で訴求を受けたお客さんが、「5.Action(行動)」の部分だけあなたの特化型ブログを経由するという美味しいケースもあるでしょうが、
前段階から攻めていった方が確実に拾える層は広がりますし、商品の必要性を十分に認識してもらえるので購入確度が高まります。
⇒この様に読者に情報を伝えActionまで近づけていくことを「教育する」とよく表現されますが、サッカーの例えでいえばシュートが打ちやすい態勢のフォワードにパスを送る感覚に近いかと僕は思います(‘ω’)ノ
④ドメインパワーの向上につながる
これについては単純に「集客ページ」を追加していっても発揮されるメリットですが、
『センタリングページ』を意識して増やしていった方が効果としては大きいです。
なぜなら『センタリングページ』を作成するとブログ全体において、各ページの関連性が必然的に非常に強くなっていくからです。
『センタリングページ』は、「キラーページ」をベースに作るので内容が関連しないことがあり得ない、また、内部リンクの数が多くなるのでクローラーの回遊時間が長い、といったメリットがあります。
『センタリングページ』作成のポイントはキーワードにあり!
以上が、特化型ブログの醍醐味と、具体的に作り上げていく『センタリングページ』の内容、メリットになりますが、
じゃあそんな『センタリングページ』はどうやって作っていけばいいんだい?(`・ω・´)
という話に次はなる訳ですね(‘ω’)ノ
ポイントとなってくるのはズバリキーワード(≒タイトル)です。
細かいライティングも大事ですが、まずはキーワード。
キーワードベースでサイト構成は考えていく必要があります。
なぜなら、読者はキーワードで検索をして、タイトルを見てサイトを訪れ、記事を読んでいくという行動を取るからです。
具体的なキーワードとして、
- キラーページと関連する
- 集客が期待できる程の検索数がある
- ライバルが少ない
この様な「特化型ブログで『センタリングページ』が果たす役割」に見合うキーワードを選定していきます。
そして、キーワードが決まれば、あとはそれに沿って記事を書くのみという流れです(‘ω’)ノ
では、キーワードの具体的な探し方はどうしたらいいか?
キーワードに関して読んでいただきたい記事!
僕は、特化型ブログをはじめとするSEOアフィリエイトの攻略においては“キーワード選定”が最も重要かつ最初にクリアしなければならない課題だと考えています。
当ブログ内でも、キーワード選定については色んなところで発信していますが、
特に声を大にして見ていただきたい記事をいくつか紹介します(‘ω’)ノ
■質的な意味のキーワードをよく理解していないならこの記事!
以前、当ブログからキーワードツールをご購入者いただいた方に、“キーワード診断”という簡易なコンサル企画を行っていたのですが・・・
その企画を行って思ったことが、キーワードの方向性を考えられないという人が意外と多いということです。
そのキーワードからキラーページにどうセンタリングを上げますか?
多分上位表示はたやすいキーワードだけど、書くべきコンテンツは商品と紐づかない内容になってしまいますよ…
というケースが多いです(‘ω’)ノ
その原因を考えてみたところ、「そもそもキーワードとはなんぞや?」という根本の理解が十分ではないからなのかな?という結論に至りました。
ここが理解できないと、以降で紹介するキーワードを【探す】段階で間違ってものを拾ってしまいますし、“サイト設計”を考えるうえでの導線を描くことができません。
こちらの記事で紹介している『キーワード革命』は、そんなキーワードの本質を学ぶのにもってこいの教材になっていますので、自身のキーワード論が固まっていなければまずはココから固めていくべきかと思います。
■キーワード設定についての実用的な作業についてはこの記事!
これらの記事は、2記事で1セットです。
キーワードを【探す→選定する】という手順で、キーワード選定における“やるべきこと”をまとめました!
記事内では、無料ツールの紹介も行っています(‘ω’)ノ
■キーワード選定力を磨きたいならこの記事!
僕がアフィリエイトで一皮剥けるきっかけとなった、超オススメツール『コンテンツスカウターZ』のレビュー記事です。
レビュー記事でありながら、キーワードに対する考え方や実例を細かく載せていますので、ツールを購入しなくとも是非とも読んでいただきたいです(ご購入いただいた方には、強力な実践オリジナル特典もお付けしています)。
→マブネコのキーワードに対する考え方や実例をチェックしてみる
いきなりシュートから入りたいなら?
本記事はシュートの前の「センタリング」について語っていきましたが・・・
いや、俺はフォワードだからよ!シュートにこだわりてーんだよ!
という方もいらっしゃると思います。
また、
初心者だから、もっと単純に稼げる道から進みたい!
という方もいらっしゃると思います。
そんなあなたにご紹介!
この度、「バンクショットアフィリエイト」という
シュートを起点としたアフィリエイト手法をまとめあげたので、是非チェックしてみてください(‘ω’)ノ
例えは、サッカーではなくバスケになりますが(笑)
分かりやすくお伝えできているかと思います。